準備日誌(あと14日)編からの続きです。
あと4日に迫った平日の早朝から、サボっていた準備を進めておりました。
レース前のワクワクと、こんな感じなんだなーとイメージしていただけると幸いです。
オイル交換
前回オイル交換してから、エンデューロコースでの練習2日と、モトクロスコース2日。たしかそんな感じなので、そろそろオイル交換しておきます。
方法については未経験の方は車種ごとのハウトゥサイトなどをご覧いただき、各位やってみると良いと思うです。オフ車は適切な工具(メガネレンチと六角レンチ)だけあればほぼ行けると思う。
基本的な手順
- エンジン暖気後、5分ぐらい放置
- (付いていれば)アンダーガード外す
- オイル受け用意(適当な箱にビニール袋、中はトイレットペーパー1本ぐらい細かく裂いたもの)
- エンジン下のドレンボルト外す
- ドボンドボン溢れ出るオイル、受けるオレ
- 落ち着いたら、オイルフィルターのねじ外す
- オイルフィルター交換(向き間違えないよう覚えておく)
- オイル入れるとこのボルト外して、規定量のオイル投入
- エンジン再び暖気
- オイル量の確認
基本的にはどの車両もこの手順だと思う。
ドレンボルトの位置が手が入りづらく固く締められているボルトなので、そこはある程度力がいる。
注意事項
とにかくエンジンやフレーム(大事な部品)に付いているネジ類の、緩め・締めは慎重に。
例えば締める時に「いまいち入ってかないなー、まあいいや」と言って工具でグリグリ締め始めるとエンジンのネジ山が死ぬことがある。エンジンのネジ山補修は大変orできないことが多いので、アハ、エンジン交換だ、となりかねないので注意な。フレームのネジ山潰したおれが言うから間違いないぞ!!
「行けるところまで手で」が基本。
タイヤ交換
で、さらにタイヤ交換。これもケチケチ半年以上も使ったタイヤ(半年はやばい)。
オフロードタイヤは基本的に交換サイクル早いですよね。トレールバイクでも半年ぐらい。レース用のタイヤならちょっと頻繁に練習すると毎月と言う人もいる。月1なら1年に2〜3本ぐらいかな?
タイヤ交換の技術的な話はパス。でもいつか記事にしなきゃね。世のタイヤ交換ハウトゥは余りにも簡単にやりすぎててリアリティにかける!いきなり「ビード」ってなんやねん!て自分がなったからw
今回はタイヤの種類について。ちょうど手元のタイヤ3本がバランスよく性質が違うタイヤだったので見てやってくれや。
タイヤの性質と種類
左がIRC VE-33。悩んだらこれっていうぐらい、どこでも天候もさほど問わない基本的なやーつ。モトクロス的な使い方もエンデューロ的に石の上や木の根っこも走れます。
真ん中が今回の雨レース用に用意したDUNLOP MX12。横長のブロックが真ん中にあって、これで地面を「掻いて進む」イメージ。泥とか砂に強い。その代わり御察しの通り横方向に滑る。つまりコーナー弱い(らしい)。
で、右が半年使ったDUNLOP AT81EX。これは触るとわかるけど、ブロックがそれぞれ消しゴムみたいに柔らかい。石や木の根っこの上などを柔らかいゴムでぎゅっと掴んで離さないイメージ。難所系のタイヤって言います。最近だとこれとIRC VE-33s(ゲコタ)が有名です。こう言う柔らかい難所用のタイヤを「ガミータイヤ」とか言います。
ちなみにこれはKLXが履いているトレール用のタイヤ。IRC GP-22です。
先のレース用のタイヤに比べてブロックとブロックの隙間が狭いでしょ?これで減りの早さを抑えていて、アスファルトでも快適安全つうことです。
レース用タイヤはほとんど公道や、アスファルトでの使用はおすすめされてません。多分こける。
トレールタイヤの比較記事はダートバイクプラスさんの記事が圧倒的分かりみが深いのでここでは割愛。
今回のタイヤチョイス
6月後半、梅雨真っ盛りのレースなんて雨でしょと腹をくくっていたけど、予報は晴れ。まさかの晴れ。前日も晴れるらしくドロドロヌッタヌタでは無さそうなので、今回のために用意していたMX12(前後で15000円)は泣く泣く(喜びつつ)やめて、ちょっとだけ使用済みのVE-33で臨みます。
タイヤは楽しいぞう
オフロードバイクに乗る前はタイヤの種類なんてあまり知らなかったし、どちらかと言うとパターンのかっこよさで決めていたかな。スポーツ走行用のオンロードタイヤにはツルツルのスリックタイヤ、雨用のレイン、中間のインターミディエイトつう基本3種類だけど、オフロードタイヤの種類はマジで豊富。
タイヤによって走りの性格が変わるので楽しい。ミニ四駆のパーツ選んでいる感じ。あれの大人版。
初心者こそタイヤをケチるなと先輩に言われていて、要はそれは「安全は金で買え」ってことだと思う。タイヤはなるべく新しいものを使うって本当に重要(おれが言うなだよね)。
余談だけど、タイヤの名前よくみんな覚えられるよねと思う。英数字の組み合わせ多すぎやろ。バイクの名前も覚えられないのにタイヤの名前覚える人すごいと思う。
僕は毎回通販サイトの購入履歴調べて、名前思い出してます。
準備完了。行ってきます!
最後に手作りゼッケン(防水のシール用紙が電気屋で買ってきて自分で作ったやつ)を貼っつけて完了。
そんなこんなで、この記事を書いているのが19日。明日には荷物を用意して、バイクを積んで、会場へ向かいます。
会場では前日のスクール(上手い人が実際のコースでレクチャーしてくれる)に参加して、カレーパーティです。