先日の2020年6月21日、滋賀県朽木スキー場で開催されたWEX West第4戦に出場して参りました。
JNCCと言う団体が開催されるエンデューロレースで、初心者から参加できること、イベントとしての完成具合、救護体制など人気のレースです。僕も去年のほおのき平スキー場からタイミングが合えば出場しています(ちなみに初戦は最高にやらかしたw)。
WEXの良いところはもう一つあって、前日の「スクール」です。コースの下見を兼ねて、会場ごとにトップライダーが走り方をレクチャーしてくれるのです。
今回はオフロード界の生きるレジェンド、監督こと鈴木健二さんが講師を務めるスクール。これは行かねばなるまい。土曜日から行かねばなるまい(前夜祭楽しみだし)。と言うことで20日土曜日からのドキュメンタリーです。
レース前後のゆるい楽しみ方や、レース中の楽しみまで、なんとなく雰囲気を感じていただけるよう、全2回でお送りして参ります。
出発
早起きして、30分ぐらいかけて車にバイクと用意していた荷物を積み込みます。今夜は車中泊なのでいつもの練習より少し荷物多め。
寝袋と、簡単な調理器具を持っていきます。
積み込み完了。
続いてイカをさばいたら出発します。
豚色ピンクのN-VANマンが目印です。皆様会場でお会いしましょう✌#wex #jncc #wex朽木 pic.twitter.com/7yXpZ4tmwp— クボリョウスケ@6/21wex朽木 #1101 (@yandaola) June 19, 2020
買ってあったイカが留守中放っておくと腐りそうだったので、足と内蔵引っこ抜いて皮むいて塩辛仕込んで出発です(どうでもよい小話
イカをさばいたので出発。
— クボリョウスケ@6/21wex朽木 #1101 (@yandaola) June 20, 2020
愛知県の西部の我が家から、一宮IC〜名神米原JC〜木之本ICまで1時間ちょい。食材を少し買い込んで下道で琵琶湖の西にある朽木スキー場へ。およそ2時間半で到着です。11時半に現地へ。
到着 準備
着きました。現地、風は少しあるけど爽やか。爽やか三組。#jncc #wex #朽木 pic.twitter.com/7UDy1HCm8x
— クボリョウスケ@6/21wex朽木 #1101 (@yandaola) June 20, 2020
到着。今回は我々のチームからはまさかの11人エントリー!過去最多の大所帯で参戦。
国際A級ライセンス〜初レースと言うメンバーも2人もいたりして、もうレベル差もめちゃくちゃw 女性Mちゃんも紅一点参戦。
コロナ自粛明けの、久しぶりの再開を喜びつつ、名物パイセンG〜ちゃんの名物エンドレストークを楽しみつつ、準備開始です。
ハイエースの人らはバイク下ろすだけだけど、N-VANの僕は荷物を全部下ろしてから、バイクを下ろす必要があるのです(;´༎ຶД༎ຶ`)
コースを下見&スクール
鈴木健二さんスクール始まりました。すごく坂です。#jncc #wex #朽木 pic.twitter.com/xFCyF4wRLU
— クボリョウスケ@6/21wex朽木 #1101 (@yandaola) June 20, 2020
今回のスクールは徒歩です。実際にバイクに乗って参加するスクールもあるんですが、今回は人数の関係なのか、徒歩でした。
朽木スキー場はスタート直後に、いきなり現れる「大坂」があります。夏の雪の無いスキー場って、どんなんか知らん人も多いと思うのですが、普通に土と石と草の世界。しかも排水するべく掘られた結構な溝がコースを横断してます…
この朽木スキー場も毎年ごとに石が浮いて来ている(ガレている)状態らしく、確かに徒歩で登っていても結構がんばって登らないと滑る!
さらに登りきった先には直滑降で下る坂。ほおのき平の下りでやらかした事のある自分は平静を装いつつ震えておりました。
鈴木健二監督の教え
難しい技術論はこのブログでは扱いません(扱えません)が、今回のスクールはあの!鈴木健二さんが講師です。(ちなみに健二さんの有料動画サイトはめっちゃ勉強になるのでおすすめです)
健二さんの教えは登りでも下りでも丸太越えでもシンプル。
「ステップに土踏まずで立つ」
「足首でバイクを締める」
「ニーグリップと言うより膝は隙間を開けない」
普通、こう言われると「あら、出来るかも」なんて思うんですが、健二さんのデモラン見てるとあまりにもバランスよすぎて、逆に「これは調子に乗って真似すると痛い目見るやつだ」と警戒しちゃう。
でもレース中に疲れて来た時にこのポイントを意識してやって見ると、本当に安定する。手でバイクにしがみつくのではなく、下半身でバイクをコントロールできる感じが0.001mmぐらいわかった気がした。
参加者の質問にも一つ一つ丁寧にお答えいただいて、大幅に予定時間をオーバー。およそ2時間半コース場でレクチャーしてもらいました。ほうら羨ましいだろう。
時間大幅オーバー、サービス満点の鈴木健二さんスクールでした!めっちゃ教えてくださったよ。最高。もうわし帰っても良いな。#jncc #wex #朽木ルキア pic.twitter.com/pDxGYW46xw
— クボリョウスケ@6/21wex朽木 #1101 (@yandaola) June 20, 2020
前夜祭
パドック(車停めてあるとこ)に戻ってからは、軽く昼寝。気づくと16時で近所の温泉に行く組と残る組など、ばらばらと過ごします。
我々は缶ビールを開けて、コースの話、バイクの整備の話、ややどうでもいい話、どうでもいい話、本当にどうでもいい話などをして過ごします。
温泉チームが帰って来ていよいよ1次会スタート。女性陣が作ってくれたカレーうまー。
初レースを前に、緊張のため前日寝れず今になって眠る者、出るクラスを間違えたのではないかとひたすら嘆く者などなど夜は更けていきます…
たのしいねえ土曜日。#jncc #wex #朽木 pic.twitter.com/0VuEN278Hn
— クボリョウスケ@6/21wex朽木 #1101 (@yandaola) June 20, 2020
23時に就寝厳守ですが、自分は一足先に床につきます(普段でも22時越えると眠くなるタイプ)。とにかく深酒は禁物です。明日のレースで熱中症率が高まってしまうし、何より二日酔いでオフロードバイク乗ると振動で胃が揺れてめっちゃ気持ち悪くなるからな(経験済み)。
明日は無事に走りきれるといいな、1週目の大坂はエスケープしようかな、など考えながら車で横になっていると、星がめっちゃ綺麗だった!
と言うことで、レース当日編に続きます。