モータースポーツだなんてお金がじゃぶじゃぶかかる大変な競技だ。そんな風に思って自分には無理だと思っていた時期もありました。
いや、正確に言えば確かに無理だった時期もあった。20代後半から先輩と始めた会社だったけど安定的に利益なぞ出ず、文字通り食べていくのがやっと、と言う不遇の時代を何年も過ごしていたからです。
でも今は2台のオフロードバイクに乗ってツーリングもし、レースにも出ております。偉い。いや偉くはない。
で、本題。オフロードってお金かかるんでしょ?の疑問について考察します。
初期費用
初期費用は正直高い。たとえバイクを持っていたとしても、プロテクターを揃える壁がそびえ立つのだ!
は必須。
ジーパンでやるわけには行かないので、せめてオフロードパンツだけでも欲しいところ。
この辺で10万超えそうになってくる…
少し楽しくなってくると
が必要に…
あかん。20万近くなってきた…。
まず、ここまででも一つのそびえ立つ高い山ですよね。特に若い子にとってはなかなかのハードル。
でも装備さえなんとか揃えれば、あとはそんなでも無いよ!無いはずだよ!多分……
そこを何とか安くする方法
僕の場合はブーツは確かメルカリで2万ぐらいの中古を買った。まだこれが現役で3年目に入ろうかと言うところ。
プロテクターやウェアはebay.comで買った。国内の通販やショップより3割ぐらい安く手に入る。ただし到着まで1ヶ月くらいかかる。
例えばALPINESTARSと言うメーカーのブーツ Tech7で比べると
リアル店舗だと62000円ぐらい。
アマゾンだと56000円ぐらい。
BTO SPORTSだと45000円ぐらい!!
海外通販のことは後日記事にします。
ほーら、だいぶハードル下がってきただろう?ん?ん?
中古と海外通販を使えば10万ぐらいでまとめられるかも。あとは優しい先輩に装備借りれないか聞いてご覧よ。
ランニングコスト(トレールバイク林道編)
林道走るのであればガソリン、交通費、食費ぐらい。最高!とにかく林道を走る(行ける場所がどんどん広がる)楽しさを知って欲しいです。
それとメンテナンスで言えばオイル交換(4Lのオイル買っておけば1000円/1回ぐらい?)と、半年〜1年のタイヤ交換(1本7000円ぐらい)。
この2つは定期的に発生するので、自分で出来るようになると良いよ!
ランニングコスト(レーサーバイク編)
レーサーバイクはトレールと同じオイルとタイヤ交換に加えて、エアフィルターの洗浄ってのが追加される。洗剤とフィルターオイル。一回あたり500円もかからないと思う。
意外と安いじゃんと思うかもしれないけど、問題はそのメンテの頻度。オイルは3回(4〜5時間?)走ったら交換。フィルターは2回ごととか。面倒くさっ!
さらにはオイルもちょっと良いやつを入れてあげる必要がある(YAMAHAの純正オイル4Lで7000円とか。4回のオイル交換できるので一回1700円ぐらい)。ぎょえーーー!
それとコース利用料が3500円@回。月に2回言ったら7000円。
初期費用と違って、節約が難しいのが実はランニングコストだってことですね。
実はまだある。その他のご費用…
オフロードバイクに乗る人を一人でも増やしたいと始めたブログですけど、ここは正直に書いておかねば。
実はまだかかる費用があるんです。それはバイクをどこに置くか問題。それとバイクをどうやって運ぶか問題。
僕が前に住んでいたのは4階(階段無し)の古いアパート、駐輪場は十分なスペースもなく、YZの保管用にコンテナ型のレンタル倉庫を借りていました(月額6500円)。コースに行くにも軽トラをレンタル(1回4000円)。
今は一軒家に越したのと、ホンダのN-VANに乗り換えたのでほぼこの辺りは回避できたけど、この辺りの費用も場合によっては考えなくっちゃです。
そもそもレーサーに乗らない人や、レーサーに乗るけどハイエースとか軽トラをお持ちの方、バイクや装備(結構かさばるよ)を置いて置くスペースがある方は心配ない!
まとめ
バイクを買うだけでもお金かかるのに、そこから装備揃えて…キツイよね…分かります。
でも最初のハードルを超えさえすれば、きっと楽しいオフロードライフ沼にどっぷりに浸れると思う。
なるべく手軽に始めたい!装備も最小限で良い!と言う人の気持ちもわかるけど、走り出した当初こそケガのリスクも高いからプロテクターはケチっちゃダメだよとも思う。
今後このブログでも、なるべく安く装備を揃えるためのTIPSもご紹介していきますね。
これから始めようかなと思う人がやる気をくじかれませんように!